2019年11月1日にスタートして以来、ますます充実したラインアップを誇るAppleのストリーミングサービス「Apple TV+」。
新型コロナウイルスの影響による撮影中断・延期などありましたが、徐々に再開されクランクアップした作品が、配信されました。
本記事では、2022年に配信された、おすすめのAppleオリジナルドラマ・映画10作品をご紹介したいと思います。
AppleTV+(プラス)の充実したラインアップ
2019年にスタートした当初は、まだまだ限られた作品数でしかなかったAppleTV+のオリジナル作品。
しかし、さすが潤沢な資金を持つAppleだけあって、わずか2年のうちに、驚くほど充実したラインアップが揃いました。
しかも、どの作品も実に秀逸!
これまでに配信されたおすすめの作品については、下記の2つの記事をご覧ください。
2022年配信のおすすめAppleオリジナル作品を10作品紹介!
AppleTV+の連続ドラマは、最初に数エピソードが一挙に公開され、その後毎週1エピソードずつ配信されていくという形式をとっています。
【1】ドラマ『アフターパーティー』/1月28日配信
高校の同窓会のアフターパーティーで起こった、謎の死亡事件。参加していた元クラスメイトたちに聞き込みをし、真犯人探しをする一人の刑事の姿とそれぞれの人間模様をコミカルに描く殺人ミステリーです。
女刑事を演じるのは、スタンドアップ・コメディアンとしても活躍するティファニー・ハディッシュ、その他、サム・リチャードソン、ゾーイ・チャオらフレッシュな若手が多数出演しています。
全8話から構成され、シーズン1の好評を受け、2023年にはシーズン2が配信されました。
【2】ドラマ『サスピション』/2月4日配信
アメリカ有数の戦略コミュニケーション会社トップの息子を誘拐した容疑で逮捕された5人のイギリス人男女。国際的な捜査が行わる緊迫した状況の中、自分たちの無実を証明するために動くことで、さまざまな事実や関係が明るみに出ます。
息子を誘拐されるキャサリンを、ユマ・サーマンが演じるほか、クナル・ネイヤーやジョージナ・キャンベルら若手イギリス人俳優が5人を演じています。
イギリスのロンドンやブリックハム、ニューヨークで撮影が行われました。全8話の構成です。
【3】ドラマ『セヴェランス』/2月18日配信
ワークライフバランスと効率化を実現するため、画期的な手術によって、仕事とプライベートの記憶が完全に分離された社員たちが働くルーモン社。チームを率いるマークは、その背後にある、驚きの事実に直面します。
俳優のベン・スティラーが監督を手掛けました。主人公のマークをアダム・スコットが演じるほか、ジョン・タトゥーロ、クリストファー・ウォーケン、パトリシア・アークエットら豪華キャストがわきを固めているのも見どころです。
全9話の構成です。
【4】ドラマ『トレミー・グレイ最期の日々』/3月11日配信
ベストセラー作家のウォルター・モズリイが2010年に発表した同名小説(The Last Days of Ptolemy Grey)のドラマ化です。認知症を患う90歳をこえたトレミー・グレイが、ある日、治療によって一時的に記憶を取り戻し、その時間を使って、甥の死の真相に迫る姿を描きます。
主人公のトレミーを演じるのはサミュエル・L・ジャクソン。トレミーと暮らすことになる孤独な少女ロビンをドミニク・フィッシュバックが演じます。
原作者のウォルター・モズリイ自身が脚本とプロデュースも担当。全6話の構成です。
【5】ドラマ『パチンコ』/3月25日配信
ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーとなったミン・ジン・リーの同名小説を原作に、1900年代前半、4世代にわたる在日韓国人の生きざまを描いた国際ドラマです。
韓国・日本・アメリカを舞台に、映画『ミナリ』でアカデミー賞助演女優賞に輝いたユン・ヨジョン、『花より男子〜Boys Over Flowers』や『シティーハンター in Seoul』で知られるイ・ミンホ、また、日本からも南果歩や澤井杏奈らが出演しています。
全8話の構成です。好評を受け、2024年8月からシーズン2が配信される予定です。
【6】ドラマ『シャイニング・ガール』/4月29日配信
2013年にベストセラーとなったローレン・ビュークスの同名小説(原題は「ガールズ」と複数)を原作にしたSFサスペンスドラマです。新聞社のインターンとなった少女カービーが、時空を超えた連続殺人鬼を追跡します。
ヒロインのカービーを演じるのは、『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』の主人公ジューン/オブフレッド役でエミー賞主演女優賞に輝き、一躍世界的に有名になったエリザベス・モス。
またプロデューサーには、レオナルド・ディカプリオが名を連ねています。全8話の構成です。
【7】ドラマ『マネー 〜彼女が手に入れたもの〜』/6月24日配信
『サタデー・ナイト・ライブ』で知られる、アメリカを代表するコメディエンヌ、マーヤ・ルドルフが主演する全10話からなるコメディドラマです。『POSE』の主演で知られるMJ・ロドリゲス、アダム・スコット、フランス人俳優のオリヴィエ・マルティネスのほか、歌手のシールなどが本人役で出演するなど、脇を固めるキャストも豪華です。
マーヤ・ルドルフが演じるのは、離婚の痛手から、自身が設立したことすら忘れていた慈善財団の仕事に関わろうとする極端に世間知らずな大富豪。
2024年4月から6月にかけて、シーズン2が配信されました。
【8】ドラマ『バッド・シスターズ』/8月19日配信
固い絆で結ばれたガーベイ家の5姉妹。二女グレースの夫ジョンが死亡したため、保険会社のトーマスとマットが、保険金にまつわる調査を開始。その結果、ジョンが最悪のゲス男であり、グレース以外の姉妹たちが、みなそれぞれの事情で彼のことを憎んでいたことが判明します。
アイルランド製作のブラックコメディであり、展開の面白さから全10話を一気に観てしまうでしょう。
アイルランドの権威ある賞において、12のノミネートのうち作品賞含む4部門で受賞したほか、英米でも多数のノミネート・受賞を果たしています。
【9】映画『スピリテッド』/ 11月18日配信
チャールズ・ディケンズの名作小説『クリスマス・キャロル』を現代風にアレンジした、ミュージカル映画です。
楽しいクリスマス・ホリディ映画にふさわしく、ライアン・レイノルズ、ウィル・フェレル、オクタヴィア・スペンサーら豪華キャストが揃いました。
『ラ・ラ・ランド』や『グレイテスト・ショーマン』の作詞・作曲を手がけたジャスティン・ポールとベンジ・パセックの名コンビがオリジナル楽曲を担当しました。
【10】映画『自由への道』/ 12月9日配信
奴隷制度が残る、過酷なルイジアナ州の農場から脱走する、実在の黒人奴隷を主人公にした伝記映画です。
ウィル・スミスが主演し、『トレーニング デイ』や『マグニフィセント・セブン』で知られるアントワーン・フークアが監督を手掛けました。
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後発だったこともあり、NetflixやHuluにくらべ、AppleTV+はまだ今一つ知名度が低いかもしれません。
新たにAppleデバイスを購入すると、期間限定の無料サブスクリプションが付いてくるなど、さまざまな特典もありますの、まだの方は一度お試しになってはいかがでしょうか?
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